2014年5月30日金曜日

2014年5月30日 柴田明徳名誉教授:日本建築学会大賞受賞

本学名誉教授の柴田明徳先生が、2014年日本建築学会大賞を受賞されました。
日本建築学会大賞は、建築に関する学術・技術・芸術の発展向上に長年の業績を通じて、特に著しく貢献した学会個人会員に贈られるもので、我が国の建築学術界における最高の賞です。
本学科の設立から長年に渡ってご指導いただいた、柴田明徳先生の受賞につきまして、本学科教員・学生一同、心からお祝い申し上げる次第です。
2014年日本建築学会大賞受賞
関連情報こちら → PDF 記念インタビュー インタビューPDF (日本建築学会HP)






2014年5月29日木曜日

2014年5月29日 増田准教授:作品が日本造園学会造園作品選集2014(第12号) に掲載

この度、増田准教授の設計作品「栗生小学校ビオトープ 観察の森くりりん」が、日本造園学会造園作品選集2014(第12号) 設計エイジング部門に選出され、学会誌に掲載されました。

「造園作品選集」は、平成3年度に第1号が刊行され、平成25年度で第12号(2年毎刊行)を迎えます。本作品は、平成13年に仙台市百年杜事業の助成を受け、平成15年に仙台市の公共施設として設計されました。この作品は、子供たちの環境学習の場として里山の小川生態系を再生した、エコロジカルランドスケープです。プロジェクトの企画から設計、完成後の管理運営まで、約10年間中心的な立場で大学が係わってきました。その間、教員やPTA・地域の方々にご協力をいただき、子供たちの学校生活を豊かにするために一丸となって活動してきました。10年を経てビオトープとしての生態系が完成し、一員として取り組んできた研究活動が、地域社会への貢献というかたちで実を結ぶ結果となりました。


2014年5月23日金曜日

2014年5月23日 4年次「卒業研修Ⅰ」、3年次「卒研セミナーⅠ」のテーマ報告会を開催しました。

各自が調査や研究するテーマの紹介として実施したものです。
調査研究にどのような目的で取り組み、予定する研究方法や期待される成果について発表しました。教員から受けた質問やアドバイスを参考に、これからの研究に取り組んでいきます。


卒研セミナーⅠ 発表テーマ
 1、石倉直弥 「仙台市の災害時応急給水の充足状況調査」
 2、高橋瞭介 「建築物に使用する鉄材の強度について」
 3、吉田沙織 「原子力発電所の耐震基準に関する調査」
 4、阿部和正 「亘理町の被害状況とこれからの町づくり」
 5、高橋 元 「自動車の環境負荷対策の現状」
 6、菊地徳仁 「住宅から排出されるCO2と樹木吸収量」
 7、白石 衛 「カビの特徴と要因」
 8、鹿内茉依 「シロアリの発生による被害と除去法」
 9、酒井くるみ「文房具店における迷い行動に着目した空間配置に関する研究」
 10、早坂知祥 「店舗計画におけるインテリアのこだわりに関する事例研究」
 11、齋藤由依 「大手ハウスメーカーの各種構法について」
 12、渡辺真也 「関上地区復興の現状と今後の街づくり計画の問題について」
 13、菊田 遼 「農山村の生活用水について」
 14、吉野 匠 「再生可能エネルギーを利用した建築作り」
 15、高橋 匠 「梅田川と原町・苦竹地区の関わり」
 16、郷家修季 「東日本大震災で発生したがれきの再生利用に関する調査」
 17、万城目裕樹「東日本大震災の津波について」
 18、小野亜衣 「東日本大震災における木造住宅の被害状況と耐震性について」
 19、早坂誠也 「バリアフリー住宅における色彩の活用について」
 20、遠藤正平 「LED照明の省エネルギー性能に関する調査」
 21、野田武詳 「東日本大震災時の釜石市防波堤の軽減効果」
 22、遠藤和弥 「耐震技術について」
 23、中野那智 「インテリアと建具の関わりについて」
 24、石郷岡伸也「震災時における防災意識と津波対策について」
 25、千葉優汰 「これからの再生可能エネルギーについて」
 
卒業研修Ⅰ テーマ報告会


1、伊藤 梓 「東日本大震災後の東北地方の高齢者福祉施設におけるエネルギー消費についての調査」
2、須田 美 「植物の種類別による緑のカーテンの日射遮蔽率の相違に関する実測調査」
3、髙島健太 「東日本大震災後の東北地方の事務所建物におけるエネルギー消費に関する調査」
4、大友拓美 「給排水系の水槽における移流装置に関する研究」
5、工藤大悦 「環境配慮住宅に関する研究」
6、庄司大輔 「住宅除去に関する研究」
7、伊藤みゆき「機能性建材の消臭効果に関する研究」
8、黒田正憲 「ケアハウスについて」
9、柴田剛志 「秋保地域に賑わいをつくり出すためのまちづくりを提案」
10、遠藤 茜 「仙台朝市のリノベーション計画 ~都市に記憶を刻む多目的ギャラリーの提案」
11、大谷彩貴 「次世代オフィスの新提案」
12、樋熊亜輝 「梅田川流域内に存在する水環境資源の分布~北山付近の井戸水、湧水について~」
13、海野卓朗 「梅田川下流の水質調査」
14、舟山弘太郎「既存浄化槽の高度処理化を実現する新技術の試み」
15、鈴木瑞季 「東北地方の官公庁における震災前後の年間エネルギー消費原単位に関する調査」
16、山口了平 「仙台駅周辺地域のエネルギー消費削減の可能性について」
17、及川康幸 「生体ガスの捕集方法に関する研究」
18、山下賢太郎「タバコ煙による室内空気汚染と対策法に関する研究」
19、土屋貴寛 「空気汚染対策製品の汚染物質除去性能に関する研究」
20、伊藤宏樹 「炭を利用した空気室改善法と炭の再生利用技術に関する研究」
   

2014年5月21日水曜日

2014年5月21日 八十川准教授:仙台市青葉地区婦人防火クラブ連絡協議会定期総会にて講演

5月21日(水)八十川淳准教授が 仙台市青葉地区婦人防火クラブ連絡協議会定期総会の研修会に招かれ、青葉消防署の講堂にて講演を行いました。

演題は「都市の水辺と水循環 ~失われた水辺と生き存える湧水たち~」
現在の仙台の街中に、広瀬川以外に水辺やせせらぎを見ることはできませんが、かつて仙臺の街中には幾多の水辺がありました。このうち「へくり沢」や「梅田川の支流たち」にスポットを当てて、その失われた景色や現在の姿 あるいは今なお生き存える湧水たちについて紹介・解説し、仙臺の個性を再確認しました。

当日は防火婦人クラブ員の方々約140名と青葉消防署職員の方々10名が聴講され、大好評をいただき、会場からは「続きをもっと聞きたい」というお声を頂戴しました。
総会運営者である役員の方々から、次年度の定期総会での講演も含め協力を要請されることとなりました。



2014年5月20日火曜日

2014年5月20日 野﨑教授 第30回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会 研究大会会長奨励賞受賞

この度、野﨑教授が「第30回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会 研究大会会長奨励賞」を受賞しました。

本賞は平成25年4月23〜24日に開催された「第30回空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会」において、発表された研究「放射性物質環境汚染の対策技術に関する研究(その1)循環回収型の高効率除染機の開発」に対するもので、極めて優れた研究内容で当該科学技術の発展に寄与された者に贈られる賞です。

研究内容として、放射性物質汚染問題を解決するため、高圧水噴霧により対象面を洗浄し、その結果生じた放射能汚染水を回収、濾過、再循環する機能を有した循環回収型の高効率除染機を開発した研究でありました。


2014年5月20日 学科施設見学会(宮城県岩出山高校3年生の皆さん)

5月20日(火)宮城県岩出山高校3年生の皆さんが、本学の施設見学の一環として建築環境学科の環境工学実験室を訪問されました。

井城依真助教が、快適な空間づくりに必要な熱環境の重要性についてレクチャーし、サーモグラフィー装置で熱を視覚的に確認したり、ビルドインチャンバーで低温度体験など、ミニ実験を公開しました。

高校生の皆さんはサーモグラフィーで体温を視ることに興味津々、誰の体温が高いのか、体のどの部分の温度が低いのかなど、楽しく体験してくれました。

【実施内容】
■建築環境学科のコース紹介 建築と設備について
■サーモグラフィーで人や物から発する熱を見てみる
■80℃からマイナス20℃を再現できるビルドインチャンバーでの低温体験
  

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